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【アイフル】本社情報から会社概要・事業内容・IR情報確認方法を紹介

アイフルの会社概要

アイフルは大手消費者金融ですから、融資を申し込むときも無名の貸金業者に比べて安心感があります。

しかし、実際にアイフルがどのような会社なのかについて詳しく知っている人は少ないでしょう。

でもやっぱり、お金を借りる以上、その会社についてはある程度知っておきたいですよね。

そこでこの記事では、アイフルの会社情報の解説を行いつつ、アイフルが公開している情報の確認方法についても紹介していきます。

目次

アイフルの概要と沿革を紹介

それでは、早速アイフルがどのような会社なのかを見ていきましょう。

また、現在のアイフルに至るまでにどのような経緯をたどってきたのかについても簡単に触れていきます。

事業所

アイフルの事業所は、アイフル京都本社とアイフル東京支社のふたつです。

アイフル京都本社の住所は、京都府京都市下京区鳥丸通五条上る高砂町381-1、電話番号は075-201-2000(代表)です。

また、アイフル東京支社の住所は、東京都港区芝2丁目31番19号バンザイビル8F、広報課の電話番号が03-4503-6050になります。

概要

アイフルの会社概要を簡単に表にまとめておきますので参考にしてください。

なお、ここで紹介する内容は2019年10月29日現在のものです。

業種分類その他金融業
英字による社名AIFUL CORPORATION
代表者福田光秀
設立年月日1978年2月
単元株数100株
従業員数1,087人

商号

商号はアイフル株式会社です。

なお、アイフルに込められた意味ですが、英語表記のAIFULの頭文字に隠されています。

A:Affectionで、愛情とか優しさという意味があります。
I:Improvementで、努力とか進歩という意味です。
F:Faithfulnessで、忠実や信頼という意味です。
U:Unityで、結束という意味です。
L:Livelinessで、活気があるという意味です。

これらの単語を合わせでAIFULとなっています。

アイフルの、経営に対する熱い想いが込められていることがわかりますね。

沿革

アイフルの元となった会社は、1967年に現アイフルの代表である福田光秀が個人経営で始めた消費者金融です。

そこから1978年に株式会社丸高を設立、1982年に関連会社3社を吸収合併し、資本金5億円のとなり、商号をアイフル株式会社に変更しました。

しかし、2005年にアイフル被害対策全国会議が結成されると、2006年には全店舗の業務禁止命令を受けてしまいます。

ここで経営状況が悪くなってしまいますが、2009年に事業再生を利用して見事に建て直しに成功して、現在も大手消費者金融として活動しています。

アイフルの事業内容とグループ企業

アイフルと言えばカードローンが有名ですが、実はその他にも様々な事業を行っています。

また、複数の子会社を持つグループ企業の中核でもあるのです。

それでは、アイフルの事業内容やグループ企業について詳しく見ていきましょう。

事業内容

アイフルが行っている主な事業内容は、次の通りです。

  • 無担保ローン
  • 法人・事業者向け事業者ローン
  • 個人向け・事業者向け保証事業
  • クレジットカード事業
  • 海外事業

個人向けだけでなく法人向けの事業や、クレジットカード、海外事業なども手掛けていますね。

グループ企業

アイフルの日本国内向けのグループ企業を表にまとめます。

思ったよりも多くのグループ企業があって驚く人もいると思います。

  • ビジネクスト株式会社
  • ライフカード株式会社
  • ACキャピタル株式会社
  • 上海三秀財資祖賃有限公司
  • AIRA&AIFUL
  • PT REKSA FINANCE
  • ライフギャランティー株式会社
  • アストライ債権株式回収株式会社

日本だけでなく、海外にもグループ企業を持っているので、かなり事業規模が大きいことがわかります。

アイフルのIR情報を確認する方法

IR情報とは、主に投資家向けに公開されている情報です。

しかし、IR情報の中には審査通過率なども含まれているので、投資には無縁な人にも有益な情報と言えます。

それでは、アイフルのIR情報を確認する方法を紹介しますので、是非確認してください。

IR情報の確認方法

アイフルのIR情報は、https://www.ir-aiful.com/で確認することができます。

トップページ上部にある「財務情報」のタブをクリックすると、過去に公開されているIR情報も含めて公開されているので知りたい期間のIR情報を調べてください。

IRに関する問い合わせ窓口

IR情報に関して質問がある人は、「IRお問い合わせ窓口」を利用してください。

ただし、IR FAQによく寄せられる質問がまとめられているので、先にIR FAQを確認してから質問するようにしましょう。

アイフルが利用できるATMを紹介

急にお金が必要になったときには、一番近くのATMを使いたいですよね。

または、手数料がかからないATMを探したいという人もいると思います。

アイフルを利用できるATMをすべて知っているのが理想ですが、出張などで知らない地域に行ったときは、どこにATMがあるのかわかりません。

わたしも旅行先でお財布がピンチになり、アイフルのATMを探すのに一苦労したことがあります。

駅の近くに設置してあることが多いので、試しに行ってみたら無事に見つけられて、ほっとしたことを覚えています。

困ったときには、アイフル公式サイトで最寄りのアイフルATMを検索できるので、是非、活用してください。

提携ATM

アイフルの提携ATMを一覧表で紹介します。

借入も返済もできる提携ATM
セブン銀行ローソン銀行
イオン銀行三菱UFJ銀行
西日本シティ銀行E-net
十八親和銀行ゆうちょ銀行
借入だけができる提携ATM
福岡銀行熊本銀行

提携ATMはたくさんありますが、借入れだけに対応しているものと返済だけに対応しているものがありますので注意してください。

メガバンクなどの銀行との関係

アイフルを利用できる提携ATMには、メガバンクである三菱UFJ銀行があります。

また、メガバンク以外にも幾つかの銀行と提携していることがわかりますが、アイフルと銀行の間にはどのような関係があるのでしょうか。

消費者金融として独立

アコムやプロミスなどアイフル以外の大手消費者金融は銀行の傘下に入っていますが、アイフルは提携しているだけで傘下に入っているわけではありません。

利用者にとって、傘下に入っているのか独立しているのかで大きな違いを感じることはないかも知れませんが、アイフルだけが特殊であることは覚えておくとよいでしょう。

銀行との関係

アイフルは銀行と提携しているわけですが、実際にはどのようなことをしているのでしょうか。

実は、アイフルは信用保証事業も行っており、銀行カードローンの審査を代行して、保証会社を担当しています。

保証会社とは、債権者(お金を借りている人)が返済できなくなったときに、銀行に債権者に代わって返済を行う会社のことです。

保証会社の存在のおかげで、銀行は小さいリスクでカードローンを提供することができるのです。

また、銀行よりも消費者金融の方が、審査に関するノウハウが豊富なため、銀行にとってはアイフルなどが行っている信用保証業務には大きなメリットがあるのです。

アイフルは独自の審査方法がある

アイフルは元をたどれば1967年から消費者金融として事業を開始しています。

消費者金融として50年以上も審査を続けているわけですから、非常に多くのノウハウを持っていると考えられます。

また、長い営業実績の中で独自の与信調査システムを作り上げているので、アイフルの審査には定評があるのです。

ちなみに、独自の審査方法を確立しているということは、アイフル以外の金融機関で審査落ちになってしまっても、アイフルでは審査に通る可能性があるということです。

ただし、アイフルの審査が甘いというわけではないので注意してください。

電話などによる取り立てとCMの関係

2005年にアイフル被害者対策全国会議が結成されたことは紹介しましたが、当時のアイフルの取り立ては非常に厳しいものでした。

返済が遅れると大きな声で怒鳴り付けるなど、利用者が恐怖を感じるような態度で取り立てを行っていたので、返済に苦しむ利用者がたくさんいました。

怖いお兄さんが怒鳴ってくるイメージは、そのときのものだったんですね。

でも、取り立ての方法が悪かったことと、CMを放映できなくなったことにはどのような関係があるのでしょうか。

CM廃止となった理由

利息制限法という法律によって、年20%の超える金利を設定して融資を行うことは禁止されています。

しかし、法律が改正される前はグレーゾーン金利と呼ばれる金利が存在していて、利息制限法で定めている金利以上であっても金利を設定することができたのです。

20010年に貸金業法と出資法が改正されたことをきっかけに、アイフルなどの消費者金融が放映しているCMは消費者に誤解を与えていると判断されました。

その結果、CMを廃止しなければならなかったのです。

しかし、現状のアイフルは、しっかりと利息制限法を遵守して営業していますし、誤解を与えるようなCM内容を避けているので、放映を再開しています。

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