アイフルの借り入れや返済を銀行振込やアイフルATMから行っている人の中には、時間がないときなど「もっと手軽に利用できたらいいのに。」と考えている人もいると思います。
特に、返済日が今日なのに、気付いた時間は夜の23時、銀行の窓口はおろかATMさえも営業を終了しているとなると、ショックを隠し切れません。
「延滞しちゃう!大変!」とはわかっていても、行けないときは行けないものですよね。
でも、実はアイフルはコンビニATMでも借入れや、返済ができるって知ってますか?
コンビニならランチや飲物を買いに行くついでに、さくっと利用できて便利です。
わたしも、ふらっと立ち寄ったコンビニで「あ、今日は返済日だ。」と気付いて即返済したことがありますよ。
ふだんの生活にすっかり浸透した場所なので、そこに設置されているATMを利用しない手はありません!
そこでここでは、アイフルを利用できるコンビニについて紹介するとともに、具体的なサービス内容について説明します。
アイフルはコンビニATMから借り入れ・返済できる
アイフルは、様々なコンビニで借入や返済ができます。
ただし、提携しているコンビニはすべてではありませんし、借入れと返済ができるコンビニもあれば、返済のみに対応しているコンビニもあります。
それでは、アイフルカードと提携しているATMを表にまとめましたので紹介していきます。
借り入れと返済ができるコンビニ
提携ATM | 主な設置場所 |
---|---|
セブン銀行ATM | セブンイレブン |
ローソン銀行ATM | ローソン |
イオン銀行ATM | ミニストップ |
E-net コンビニATM | ファミリーマート |
大手コンビニではほとんど対応しているので、近くに1軒もないということにはならないと思います。
対応しているコンビニはわかったと思いますので、次からは、各コンビニATMの営業時間や利用可能な時間について紹介していきます。
ATMの営業時間
ATMには営業時間が決められていますので、あらかじめ確認しておくと安心です。
実際は、コンビニごとに営業時間が決められていますので、注意してください。
コンビニATM
まずは、コンビニATMの営業時間から紹介します。
セブン銀行ATM
平日・祝日 | 0:00~2:00、3:00~24:00 |
---|---|
土曜日 | 0:00~2:00、3:00~23:00 |
日曜日 | 7:00~24:00 |
ローソン銀行ATM
月曜日 | 7:00~23:00 |
---|---|
火曜日~金曜日 | 0:00~24:00 |
土曜日 | 0:00~23:50 |
日曜日 | 7:00~23:50 |
E-net ATM
毎日 | 24時間利用可能 |
---|
どのATMも休日や祝日に限らず利用できることに違いはありませんが、営業時間が異なっていますね。
なお、ATMごとにメンテナンスなどで利用できない時間もありますので、返済日当日は早めのをおすすめします。
ところで、コンビニで借り入れや返済ができるのは非常に便利ですが、気になるのが手数料がかかるかどうかということです。
次章では、コンビニATMでアイフルを利用した場合の手数料について説明します。
ATMでは手数料がかかる
コンビニATMでアイフルを利用した場合は手数料がかかります。
次の表で手数料をまとめましたので確認してください。
利用金額 | 入金 | 出金 |
---|---|---|
~10000円 | 110円 | 110円 |
10001円~ | 220円 | 220円 |
1回1回は少額でも、毎回となるとまとまった金額になります。
また、手数料についての注意点もありますので、説明していきます。
出金時の手数料は次回入金のときに精算される
出金時の手数料は次回入金のときに精算されることになります。
アイフルATMを使って入金する場面は、毎月の返済や任意で繰上返済をするときですよね。
例えば、提携先のATMを利用して20,000円を出金したときは、そのときの手数料は次回入金時に220円差し引かれることになります。
仮に毎月の返済額とぴったりのお金を提携ATMで入金して、安心してしまっていると、手数料が清算されたことで入金金額が不足し、返済ができず延滞となってしまうこともあります。
このように、くれぐれも手数料には注意してください。
コンビニATMでは千円単位で借り入れOK
アイフルカードと提携しているコンビニATMは硬貨に対応していません。
したがって、借り入れや返済ができる最低金額は1,000円単位となります。
銀行では小銭対応のATMが増えていますが、コンビニでは見たことがないですよね。
コンビニATMを利用するときは千円単位や万円単位など、きりが良い単位で利用することになります。
コンビニATMでの限度額
提携ATMごとに1回で利用できる限度額は異なりますので確認していきましょう。
セブン銀行ATM
セブン銀行ATMの場合は、1回の入出金のときにATMが処理できる紙幣の枚数が50枚となっていますので、取扱い限度額は50万円ということになります。
ローソン銀行ATM、E-net ATM
ローソン銀行ATMやE-net ATMの場合は入金金額が、50万円が上限という点ではセブン銀行ATMと同じですが、紙幣の入金制限は59枚までとなっています。
さらに、1回の出金金額の上限は20万円となっているので注意してください。
このように、コンビニATMでは借入れや返済ができますが、一括返済には対応しているのでしょうか?
次章では、コンビニATMで一括返済する方法を説明します。
コンビニATMで一括返済もできる
アイフルは、コンビニATMを利用して利用残高を一括返済することができます。
しかし、一括返済したからと言って、カードが自動的に解約になるわけではないのです。
でも、解約するには別途「解約手続き」が必要になるのです。
詳しい話は後ほどしますので、少々お待ちくださいね。
ではここでは、一括返済する方法や、千円未満の端数「無利息残高」が発生した場合について説明します。
一括返済の方法
アイフルカードを一括返済する方法は大きく分けて4つに分類できます。
- アイフル店舗やアイフルATMでの支払い
- 銀行からの返済口座への振り込み
- コンビニATMなどで入金
この中で注意が必要なのは、4のコンビニATMで入金する場合です。
その理由としては、入金時に手数料が110円もしくは、220円かかるので1,000円未満の残高がどうしても出てしまう場合があります。
次に、そのような場合の対処方法について見ていきましょう。
端数は「無利息残高」になる
繰り返しになりますが、コンビニATMでは硬貨の入金ができません。
したがって1,000円未満の残高は、ATMで入金することができずに、借入残高として残ります。
唯一安心できるのは、その残高は無利息残高として取扱いされる点です。
無利息残高とは言葉の通りで、利息が付かず、返済期限も設けられていない残高のことを言います。
無利息残高の返済方法については、アイフルの店舗にて入金するか、もしくは、銀行で振込する等で返済することで返済できます。
解約手続きは別途必要
先にも触れましたが、アイフルを完済したとしても、カード自体が解約となるわけではありません。
カードを解約するためには、アイフル電話窓口(0120-109-437)に平日9:00~18:00の間に電話をし、オペレーターに対し解約する旨を伝える必要があります。
もちろん、アイフルカードは年会費などの手数料がかかりませんので、そのまま保有しても特に金銭的な負担はありません。
しかし、保有していることを忘れてしまうと、例えば、住宅ローンなどの高額なローンを新たに申し込むときに、審査が通らないなど言うデメリットとなる場合もあります。
もうカードを二度と使用しないのであれば、解約することをおすすめします。
コンビニATMで借り入れできないときは?
コンビニATMでアイフルから借り入れをしようとしたら、「お金が下ろせない」というトラブルが起こることがあります。
お金が下ろせないと困るし、どうして利用できないのかプチパニックになってしまいますよね。いきなりお金が下せないときに、困ってしまうのはよ~くわかります。
実は、コンビニATMで借り入れできないのには次のような理由があるのです。
- 返済延滞をしている
- 途上与信に引っかかった
- カードの磁気不良、破損
- ATMメンテナンス中など
コンビニATMが利用できなかった人はその原因追及のために、まだそういったトラブルはない人も今後のために、しっかりと確認しておきましょう。
返済延滞をしている
借り入れをする上で最も重要なのは信用力です。
もし、これまでに返済期日から1週間以上遅れてしまった、または2日~3日程度の遅延を複数回したことがある場合は、アイフルに停止措置を取られている可能性があります。
返済を延滞してしまうと、アイフルから「この人は返済能力がない」とみなされて、信用力を失い今後の取引を停止されてしまうのです。
アイフルカードの会員ページにアクセスし、融資可能額を確認して見てください。
もし、融資可能額が0円となっていた場合は、意図的にアイフルから利用を停止されていることが考えられます。
途上与信に引っかかった
アイフルなどの金融機関では、既に契約済みの融資であっても6か月から1年の間で、再度、信用度について調査を実施します。
そのときに、他の金融機関のローンで延滞が複数回見つかった場合や、他の金融機関の借入金額や件数が極端に増えている場合は、返済不能となるリスクが高まったと判断され、アイフルの利用を止められてしまう場合もあります。
また、取引停止まではいかなくても、限度額が下方修正されることもあります。
カードの磁気不良、破損
カードの破損や磁気不良といった場合もATMで利用ができない原因となります。
ATMにカード挿入後、ICデータを読み取らずすぐに出てくる場合は、磁気不良やICチップの不良が考えられます。
それらの場合は、カードを再発行することで問題は解決します。
簡単に、再発行の方法を紹介します。
郵送での再発行申し込み
アイフル電話窓口(0120-109-437)に電話の後、運転免許証などの本人確認書類を郵送し、書類が到着した時点で正式にカード再発行が行われます。
郵便事情にもよりますが、10日程度の日数がかかります。
来店での再発行申し込み
自宅近くにアイフルの無人契約機などがある場合は、運転免許証など顔写真付きの本人確認書類を持っていくと、その当日カードの再発行をしてもらえます。
ATMメンテナンス中など
ATMメンテナンス中もアイフルカードが利用できなくなります。
それぞれのコンビニATMのメンテナンス時間について表でまとめましたので参考にしてください。
セブン銀行ATM | 不定期 |
---|---|
ローソン銀行ATM | 午前3時~午前4時の間で15分程度 |
E-net ATM | 不定期 |
ここまで、コンビニATMでの借り入れや返済について紹介してきましたが、アイフルにはアプリを使った利用方法もあります。
次章では、アプリでの借り入れ・返済について紹介していきます。
アプリならコンビニATMでカードなし返済・借入れOK!
スマホ決済などを日常的にしている人の中には、できる限りカードなど余分なものは持ちたくないと思う人もいます。
実はアイフルではアプリを利用した借入れや返済サービスを提供していますので、さらに手軽に利用できるのです。
使えるコンビニはセブン銀行のみですが、24時間いつでも使える上、便利な機能が備わっています。
セブン銀行で24時間365日利用できる
セブン銀行ATMであればアイフルカードのアプリを使い24時間365日利用することができます。
もちろん、ATMのシステムメンテナンス中などの時間帯は利用できませんので注意してください。
アプリでの利用方法
では、具体的にアプリを用いた借り入れ・返済方法について説明します。
①スマホアプリにログイン
※ログイン時にはカード番号及びカード暗証番号を使用します。
②返済の場合「スマホATMで返済」、借入の場合「スマホATMで融資」を選択する。
③セブン銀行ATMで「スマートフォンでの取引」を選択します。その後、画面にQRコードが表示されます。
④携帯アプリでQRコードを読み込むと4ケタの企業番号が表示されますので、ATM画面で入力します。
⑤次に、再度4ケタのカードの暗証番号を入力し、利用する金額を入力します。
以上で手続きは完了です。
アイフルアプリはこんなに便利
アイフルアプリでは、次のように様々な操作をすることができます。
- 返済金額の確認や利用残高などがリアルタイムで確認できる
- 新規申し込みができる
- 利用限度額の増額申込ができる
- 運転免許証を読み込みして個人情報の入力を省略できる
これ以外にも、アプリ設定画面で自動ログイン設定ができるので、カード番号やIDなどを都度入力する必要がありません。
もし使っている携帯電話に生体認証の機能があれば、指紋などの生体認証でログインすることもできてセキュリティ面も安全です。
アイフルアプリは便利な機能が備わっていますので、是非インストールしておくことをおすすめします。