この記事を読んでいるということは、アイフルを解約したいと考えている人かと思います。
アイフルに申し込んで実際に利用してみたけれど、使い勝手が悪く感じたり、もっと自分に合った借入方法が見つかったりなどすると、アイフルを解約したい気持ちよく分かります。
でも、一度申し込んだものを、すぐに解約できるのか気になりますね。
「申し込めるのか」「審査に通るのか」と言ったことを知りたいという人が多いので、解約となるとあまり情報が得られないかも知れません。
しかし、実際に解約したくなるときがあるのも事実です。
そこで今回は、アイフルは利用してからすぐに解約手続きができるのか、完済と解約の違いや解約するメリット・デメリットなどについて解説していきます。
また、解約すると個人信用情報にどのような記録が登録されるのかも気になるところだと思いますので、そちらも詳しく紹介します。
アイフルのローン完済と解約は違う
結論から言えば、アイフルは申し込み後に自分で所定の手続きを取れば解約できます。
アイフルのローンの解約について説明する前に確認しておきたいのは、ローン完済=解約ではないことです。
ローンを完済すればアイフルの解約手続きが完了すると考えている人もいますが、完済と解約は全く別物であることを覚えておいてください。
完済すればローン残高は残っていないので解約したような気がしますよね。
でも実は、「解約手続き」を取らないと解約することはできないのです。
しかし、解約するためには契約したローンを完済する必要があり、ローンの返済が終わっていない状態で解約手続きはできないので注意してください。
また、アイフルのローンを完済しても、自分から手続きをしなければ解約にはなりません。
アイフルの会員規約では、完済後5年間何も取引がない状態が続くと契約は自動解約になりますが、個人信用情報にも関わる大切なものなので、必要なければ早めに解約手続きを取ることをおすすめします。
では、アイフルの解約手続きはどのような流れでできるのか、次章で詳しく解説していきます。
アイフルの解約手続きは電話と店舗のみ
アイフルの解約手続きは、電話か店舗のどちらかの方法のみとなります。
お金を借り入れるときはインターネットを使って会員サイトから手続きができますが、解約はできないので気を付けてください。
会員サイトは様々な手続きができますが、解約は手軽にできないようになっているんですね。
また、店舗で解約手続きをするときにも気を付けることがあります。
店舗で解約できるかどうかは契約者の利用状況によるため、いきなり店舗へ行っても解約できない場合があるので、あらかじめ電話で確認してから出向くことをおすすめします。
解約手順を紹介
それでは、アイフルの解約手順を電話と店舗のふたつに分けて紹介していきます。
いずれも流れは似ていますが、本人確認の方法や必要書類が異なるのでしっかりチェックしてください。
電話での解約手続き
アイフルの解約を電話でする場合は、次のような手順で手続きをすることになります。
- 解約することを電話の担当者に伝える
- 口頭で本人確認が行われる
- 契約書や完済証明書が必要な場合は依頼する
- 手元にあるアイフルカードを処分する
アイフルの場合、解約手続きの連絡先は会員専用ダイヤルに直接電話を掛けます。
【会員専用ダイヤル】
TEL:0120-109-437(平日9:00~18:00)
電話で解約手続きをする場合は本人確認を口頭で取るので、名前や生年月日、アイフルの会員番号などを答える必要があります。
会員番号はアイフルカードや会員サイトなどに記載されているので、事前に確認しておくと手続きをスムーズにすすめることができます。
ただし、完済証明書については必要であれば自分から申し出る必要があります。
他社でおまとめローンを利用するときや住宅ローン審査を受ける場合など、完済証明書が必要な場合は忘れずに担当者に伝えてください。
なお、アイフルの解約手続きのとき完済証明書を請求するのを忘れていても、後から会員専用ダイヤルで依頼すれば発行してもらうことができます。
とはいえ、二度手間になってしまうので完済証明書の必要性については事前に考えておくことをおすすめします。
店舗での解約手続き
アイフルの店舗で解約する場合は、事前にアイフルへの電話相談が必要です。
しかし、解約手続き自体は電話で手続きするときと、それほど手順に違いはありません。
店舗で解約する手続きの手順は次の通りです。
- 解約することを店舗の担当者に伝える
- 本人確認書類を提出する
- 契約書や完済証明書が必要ならお願いする
- 手元にあるアイフルカードを手渡す
アイフルの店舗の営業時間は、平日の10:00~18:00までになっています。
また、アイフルは店舗で解約手続きをしても、契約書はその場で受け取れないので注意してください。
土日の解約はできない
アイフルの契約を解約するときの手続きは電話と店舗の2種類がありますが、いずれも受付時間は平日だけなので土日に解約はできません。
仕事などの都合で平日になかなか時間が取れない人は、昼休みといった空き時間にアイフルに電話を掛けて解約手続きをすることをおすすめします。
解約時に契約書類は返却してもらえる
契約書は自宅に郵送してもらうか、後日アイフルの店舗に取りに行くか、アイフルに破棄してもらうかのいずれかを選択することになります。
契約書の対応については、アイフルの担当者から必ず尋ねられます。
家族と一緒に住んでいて、アイフルを利用していたことがバレたくない人はアイフルの店舗で破棄してもらうといいでしょう。
なお、アイフルの利用を開始するときにWEB完結で申し込みをした人は、そもそも契約書は存在していません。
また、お金を借りるときに使用していたアイフルカードは、解約後の利用ができなくなります。
そのまま捨てても第三者に勝手にお金を借りられてしまうことはありませんが、念のためにハサミで切ってから処分してください。
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一括返済方法について解説
アイフルでは、基本的に毎月の返済日に返済をしていくことになりますが、先に説明した通り、解約するためには借入を完済していることが条件になります。
そのようなときには、残りの利用残高を「一括返済」すると完済することができます。
残りの返済分を一括で返済することを言います。
やり方は簡単で、残額をアイフルに確認したら、ATMやコンビニ、店舗、口座振込といった方法で支払うだけです。
最初に一括返済の方法について解説していきます。
一括返済方法
アイフルの一括返済の方法は、次の4つがあります。
- アイフルの店舗
- 口座振込
- ATMから支払う
- コンビニで支払う
いずれも完済手続きの流れは、次の通りです。
- 借入残高を確認する
- 店舗、口座振込、ATM、コンビニでアイフルに支払い
- 一括返済完了
全額返済をする場合は、アイフルATMで手続きをすると硬貨が使えないので、アイフル窓口か銀行振込を選択することをおすすめします。
なお、提携ATMから一括返済する場合は取引金額に応じて所定の手数料が発生するので注意してください。
無利息残高の端数の対応
アイフルの一括返済は金額を1円単位で指定できる口座振込が適していると説明しましたが、もちろんATMでも手続きはできます。
ただし、この場合は千円単位の入金が必要になるので残った端数分が無利息残高になります。
無利息残高は、そのまま放置しておいても、利息が付かず返済期限もありません。
しかし、解約するときは無利息残高も返済しなければ完済とはならないため、銀行振込で返済することになります。
また逆に、千円未満の端数も返済する場合、返済額より多めに入金することもありますが、多く支払った分は「預り金」としてアイフルに保管されています。
預り金は、銀行振込、郵送で返却してもらうことができます。
アイフルを解約するメリット・デメリットを紹介
アイフルの解約手続きをするメリットとデメリットはこちらです。
メリット | デメリット |
---|---|
・借金を繰り返すことが少なくなる ・今後ローンを組むときに審査に通りやすくなる | ・再契約時に審査が行われる ・急な出費のときに対応できない |
アイフルの契約が生きたままだと、簡単にまた借入れをしてしまうことも考えられるため、やっぱり解約するのがメリットは多いと言えます。
では、解約すべきかどうか迷っている人の判断材料となるように、解約することのメリット・デメリットについて説明していきます。
メリット
アイフルを解約するメリットは、次のふたつです。
- 借金を繰り返すことが少なくなる
- 今後ローンを組むときに審査に通りやすくなる
ではそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
1.借金を繰り返すことが少なくなる
アイフルカードを持っているといつでもお金を借りられるので、ついつい借り過ぎてしまうこともあります。
しかし、きちんと契約を解約しておけば、借金の繰り返しに悩むことがなくなります。
アイフルカードは利便性が高いですが、お金を借りることに抵抗を感じなくなってすぐに借金をする癖が付いている人は、思い切って解約手続きをするのもひとつの方法です。
2.今後ローンを組むときに審査に通りやすくなる
アイフルの契約を解約したことは個人信用情報に記録されるため、今後のローン審査の通過率をアップさせることにつながります。
アイフルカードを持っているだけで、たとえ実際に借入をしていなくても、「いつでも借金ができる」と判断されてローンの審査に落ちる可能性があるのです。
したがって、アイフルを解約すれば他のローンの審査に通る確率が上がるので、アイフルカードを利用する予定がない場合は早めに解約しておくことをおすすめします。
デメリット
アイフルを解約するデメリットとしては、次のふたつがあります。
- 再契約時に審査が行われる
- 急な出費のときに対応できない
1.再契約時に審査が行われる
アイフルの解約手続きをしてしまうと、再契約したいときにもう一度審査を受ける必要があります。
解約前と解約後とで収入や個人信用情報などの状況が変わっていると、以前は通った審査に落ちる可能性があります。
限度額も必ず以前の金額が適用されるわけではなく、審査によって改めて決められます。
2.急な出費のときに対応できない
先に少し触れた通り、アイフルはいつでもお金が必要なときに借金ができます。
そのため、急にお金が必要になってもATMに行けば現金を手にできるので安心です。
しかし、一度アイフルを解約すると急な出費のときに貯金などで対応することになりますが、貯金が足りないといったことも考えられます。
もう一度アイフルからお金を借りるためには再契約をしなければいけないので、今後の見通しを考えた上で解約手続きをするか検討することが大切です。
解約証明書の発行の必要はある?
解約証明書は他社のおまとめローンを利用するときや住宅ローンの審査を受けるときなどに必要になります。
たとえ当面の間他のローンを借りる予定がなくても、きちんと解約したのだからその証明書はもらっておいたほうがいいと思いますよね。
解約証明書は必ずしも全員が発行してもらう必要がないので、アイフルからも必要かどうか確認されないこともあります。
解約証明書を発行してもらう場合は、解約手続きをするときに担当者にその旨を伝えておくと後日発行してもらえます。
アイフルの解約と個人信用情報の関係を紹介
最後に、アイフルを解約した場合に個人信用情報にどのような影響があるのかについて解説していきます。
個人信用情報はクレジットカードやキャッシング、ローンなどの審査を受ける場合に参照される、重要な情報のことです。
登録されている情報によっては、審査に通過できず金融商品を利用できないこともあります。
とはいえ、きちんと解約まで済ませておけば、その事実も記録されるので、ローン審査に影響が出る心配はありません。
反映されるまでは一定の期間が掛かりますが、心配ならば自分で確認する方法もありますので、そちらも紹介していきます。
アイフルの解約は個人信用情報に記録される
アイフルを解約したという情報は、個人信用情報に一定期間記録が残ります。
一方、アイフルの解約手続きをしたことによって、その分、与信枠が増えます。
与信枠とは、金融機関から申込者がお金を借りられる限度額のようなもので与信枠が多いほど審査に通過しやすく、希望額で借入ができる可能性が高いのです。
アイフルの解約の記録が個人信用情報に一定期間残っていることによって、「この人は消費者金融の利用歴がある」という理由で審査に落ちる場合もありますが、きちんと解約手続きをしていると「しっかり完済できる人だ」とプラスの判断材料にもなるのです。
解約したことが反映される時期
アイフルの解約手続きを完了してから個人信用情報に内容が反映されるまでは、数日~数週間時間が掛かる場合があります。
他社で別のローンを組むタイミングでアイフルの解約をしたなら、手続き直後に申し込みをするのではなく信用情報機関に内容が反映されているか確認してからにすることをおすすめします。
契約者本人であれば信用情報機関に情報の開示請求ができます。
すぐにローンなどの申し込みをするときは、一度チェックすることをおすすめします。
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