プロミスのおまとめローンは、複数の借り入れを合計300万円までの一本化できます。
金利は貸金業法に則り決められるため、まとめたローンの総額が100万円以上になると金利は15.0%になります。
申し込みは電話または自動契約機でおこなうので、分からないことはその場で相談しながら手続き可能です。
借り入れが多くなりすぎて支払いが追いつかず延滞が増えると審査に通らなくなるため、なるべく早く相談することで返済プランを柔軟に立てやすくなります。
- 毎月の返済負担を軽減できる
- 返済日の管理がしやすくなる
- 金利が低くなる可能性がある
おまとめローンは「顧客に一方的に有利となる借換え」になるよう義務付けられており、他社借入の合計金額が総量規制の金額を超えても融資を受けられます。
プロミスのおまとめローンの貸付条件
金利 | 6.3~17.8% |
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限度額 | 300万円 |
申込対象者 | ・20歳以上65歳以下 ・本人に安定した収入がある |
担保・保証人 | 不要 |
おまとめローンは返済専用ローンだから追加で借り入れできない
おまとめローンは、複数の借り入れを一本化するのが目的のため、契約後に追加の借り入れはできません。
おまとめ可能なローンの種類も決められているので、申し込み前には金額だけではなく返済が必要なローンの種類も確認しておきましょう。
- まとめられるのは貸金業者からお金を借りている分だけ
- おまとめ後は金利や返済期間が変わる場合がある
- 利用者名義でプロミスが返済をおこなう
一本化できるのは貸金業者からからの借り入れだけ
プロミスを含めた消費者金融会社のおまとめローンでまとめられるのは貸金業者からの借り入れだけです。
貸金業者とは、プロミスやアイフルなどの消費者金融の他、オリコやクレディセゾンなどが発行するクレジットカードのキャッシングを指します。
プロミスのおまとめローンの対象になる借り入れと、対象外の借り入れは以下のとおりです。
対象 | 対象外 |
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消費者金融ローン クレジットカードのキャッシング枠 | 銀行カードローン 生命保険の契約者貸付 質屋からの借り入れ |
プロミスのおまとめローンは他社の借り入れなら何でもまとめられる訳ではなく、銀行カードローンやクレジットカードのリボ払いなどは一本化できません。
おまとめ後は借り入れの金利や返済期間が変わる場合がある
おまとめローンで借り入れを一本化し、適用される金利が低くなれば利息は軽減されますが、合計金額が少ないと金利は低くなりません。
ですので、現在借り入れしているローンの金利と、おまとめローンで1本化したあとの金利を計算しておきましょう。
プロミスのおまとめローンの返済期間は最長10年または120回払いです。
毎月の負担を減らすために長期間で返済することも可能ですが、支払期間が長くなると利息も増えるため総支払額が増えてしまう場合もあります。
おまとめローンを利用したほうがいいか判断できない人はプロミスの担当者に相談してみましょう。
利用者の名義でプロミスが返済を代行してくれる
おまとめローンを契約すると、一般的には以下のいずれかの方法で他社に返済がおこなわれます。
- おまとめローンを契約した会社の名義で返済する
- 利用者の口座におまとめローンのお金を振り込んで本人が返済する
おまとめローンを契約した会社の名義で他社に返済する場合は、借入先にあらかじめ「ローン会社の名義で返済がある」と伝えなければいけません。
利用者本人が返済する場合は、ATMや金融機関などの窓口で振り込み手続きで支払いをおこないます。
プロミスのおまとめローンは、プロミスが利用者名義で借入先の各社に返済してくれるので、借り入れ先に連絡したり自分で振り込みをしたりする必要はありません。
銀行カードローンでの一本化は低金利で資金に余裕を作れる
消費者金融は個人向けの少額融資を主力にしているため、おまとめローンに積極的とはいえません。
プロミスのおまとめローンの金利を見ても6.3%~17.8%で限度額は300万円となっており、銀行のカードローンなどと較べると条件は良くないからです。
また、消費者金融の借り入れをまとめるときに、同じ消費者金融であるプロミスからお金を借りることは、信用情報の観点から見ても好ましくありません。
消費者金融のおまとめローンは貸金業者から借りている分しか限度額を設定してくれませんが、銀行カードローンなら契約した限度額までお金を借りられます。
銀行カードローンでお金を借りられれば厳しい審査に通過した証明にもなるので、金融機関からの信用があると考えられます。
おまとめローン申し込みの流れ
プロミスのおまとめローンに申し込む流れは次のとおりです。
- 自動契約機などから申し込む
- 審査が行われる
- 審査通過後、契約を結ぶ
- 借入先の各社に返済がおこなわれる
申し込みに際し、特にチェックしておきたいのは以下の4点です。
- おまとめローンはWEBで申込できない
- 契約の流れとスピードはプロミスカードローンと同じ
- おまとめローンの審査で必要な書類
- 返済はATM入金か自動引き落とし
おまとめローンは自動契約機か電話で申し込む
通常のプロミスのローンではWebで申し込みできますが、プロミスのおまとめローンはWebでの手続きができません。
プロミスのおまとめローンを利用する場合は次のいずれかの方法を利用して下さい。
- 自動契約機
- 電話(プロミスコール:0120-24-0365)
おまとめローンの審査に必要な書類
プロミスのおまとめローンの審査では本人確認書類と収入証明書類の提出が必要です。
本人確認書類 | ・運転免許証 ・パスポート ・住民票+健康保険証 |
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収入証明書類 | ・源泉徴収票 ・確定申告書 ・税額通知書 ・所得証明書 ・給与明細書+賞与明細書 |
外国籍のひとは在留カードや特別永住者証明書を提出してください。
本人確認書類に書かれている住所と現住所が異なる場合は、次の書類をひとつ用意してプロミスに提出します。
- 公共料金の領収書
- 国税・地方税の領収書
- 納税証明書
- 社会保険料の領収書
収入証明書は必ず提出する
プロミスのおまとめローンは希望する借入金額にかかわらず収入証明書類が必要です。
通常のカードローンは一定の条件に該当していなければ収入証明書類は不要ですが、おまとめローンは収入証明書類が必要になるので申し込みを検討している人は用意しておきましょう。
返済はATM入金か自動引き落とし
毎月の返済方法は次のいずれかの方法です。
- ATMからの入金
- 自動引き落とし
プロミスのローンカードでATMから返済する場合、5日、15日、25日、末日の中から自分に都合が良い返済日を選べます。
自動引き落としで返済の場合、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、PayPay銀行、および一部の銀行以外は5日となります。
プロミスおまとめローンの審査は甘い?
おまとめローンは、まとまった金額を借りるため審査は甘くありません。
少なくとも次のふたつの点については、対策を考えてから申し込むと審査に通る可能性を上げられるでしょう。
- 借り入れをなるべく減らしておく
- 個人信用情報はクリーンな状態にしておく
借り入れをなるべく減らしておく
他社からの借り入れを少しでも完済できるなら、プロミスに申し込む前に手続きを済ませてください。
なぜなら、お金を借りている件数や金額が少ないほど、プロミスの審査に通過しやすくなるからです。
完済が難しい場合でも借入残高をなるべく少なくするなどの対策をしておきましょう。
個人信用情報はクリーンな状態にしておく
個人信用情報とは、クレジットカードやローンの申し込みや利用状況に関する情報のことで、審査では必ず調査されます。
支払いに遅れたり滞納したりすると信用情報にキズがつき、審査に落ちる原因になります。
「個人信用情報に問題があるかもしれない」「おまとめローンに申し込む前に自分で確認しておきたい」という人は、プロミスが加盟しているCICとJICCにWebで情報開示を申し込みましょう。
プロミスのおまとめローンは既存の会員におすすめ
おまとめローンは、現在お金を借りている金融機関で申し込むのがおすすめです。
お金を借りる金額が大きくなるほど信頼を重視するため、既に取り引きがあるローン会社のほうが審査に通りやすい傾向があります。
もちろん、別の会社でおまとめローンを申し込んでも問題はありませんが、プロミスに返済実績がある人はプロミスのおまとめローンの利用を検討してみてください。
プロミスおまとめローンのよくある質問
おまとめローンは、カードローンやキャッシングとは異なる借り入れです。
とはいえ、借り入れ方法以外は通常のカードローンと変わりないことも多いので、申し込みで戸惑うことは少ないでしょう。
金利や返済回数は審査で決定される
おまとめローンで適用される金利や返済回数は申込内容などを元に審査で決まるため、利用者の希望通りの借り入れができるとは限りません。
前述のとおり適用金利や返済回数によっては、おまとめローンの方がかえって損することもあるため、申し込む前にどのくらいの金利・返済回数なら支払いを続けられるかを試算しておきましょう。
おまとめローンを利用しても他のローンは申し込める
おまとめローンを契約した後に他社でお金を借りることは禁止されていません。
ただし、おまとめローンは複数の借り入れを一本化するので借り入れ金額が高額になりやすく、総量規制によって新規ローンの審査に落ちる可能性は高くなります。
ですので、新しくお金を借りたいとしても、おまとめローンを完済した後に申し込むのが現実的といえるでしょう。
在籍確認についてプロミスに相談できる
プロミスは、原則として勤務先への電話による在籍確認なしでキャッシングできます。
ただし、借入件数や金額が多いと収入の確認のために連絡が来る場合も。
会社にバレるのが心配な人は事前にプロミスコール(0120-24-0365)に電話をかけて相談しましょう。
パートやアルバイトも申し込める
プロミスのおまとめローンは、パートやアルバイトでも本人に安定した収入があれば申し込みが可能です。
クレジットカードのキャッシングで複数の借り入れがあり返済が苦しい人は、プロミスのおまとめローンを検討しましょう。
土日祝日も審査してもらえる
プロミスのおまとめローンは、土日祝日も審査をおこなっています。
できるだけ早く借り入れをまとめたいけど土日祝日しか時間を取れない人にも最適です。