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セブン銀行カードローンの借り方は?審査や在籍確認も解説

セブン銀行カードローン

セブン銀行カードローンは毎月2,000円から返済可能で、お近くのセブンイレブンATMで24時間365日借り入れできます。

原則電話による在籍確認なし、自宅への郵送物もなしで契約できることから会社の同僚や家族に借り入れがバレる可能性が少ないといえます。

審査結果は最短翌日で、他の銀行カードローンと比較してもスピーディーな審査をしてくれますが、審査自体は甘くありません。

目次

セブン銀行カードローンは最短翌日に審査結果が分かる!

セブン銀行スマホアプリ(Myセブン銀行)やセブン銀行ダイレクトバンキングサービスからカードローンを申し込みすると、審査結果が最短翌日にメールで届きます。

銀行カードローンの多くは、審査時間が最短翌日から2週間前後要するものもあり、セブン銀行カードローンは銀行カードローンの中でも審査時間が短いです。

セブン銀行カードローンはスコアリングシステムを用いて審査しているため、少しでも属性や信用に不安があるとすぐに否決される場合もあります。

セブン銀行カードローンは消費者金融より低金利だから審査は厳しい

金利が低いカードローンは、金利が高いカードローンより審査が厳しいといえます。

金融機関にとっては、金利が高いほど利息収入が増えるため、返済が滞ったとしても利息で元金の回収が可能になります。

逆に金利が低いと元金の回収に時間がかかり、返済が滞るリスクを長期的に抱えることになるため、確実に返済してくれる人に利用してもらえるよう審査は厳しくなります。

なお、セブン銀行カードローンの借入金利は利用限度額によって異なります。

利用限度額借入金利
10万円・30万円・50万円年15.0%
70万円・100万円年14.0%
150万円・200万円年13.0%
250万円・300万円年12.0%

多くの消費者金融の上限金利が18.0%なのに対して、セブン銀行カードローンは最大15.0%となっており比較的低金利で借り入れできます。

例えば、セブン銀行カードローンで利用限度額30万円の人が満額の30万円を1か月間借り入れすると、支払利息は3,821円です。

金利18.0%のカードローンで30万円を1か月間借り入れすると支払利息は4,586円で、セブン銀行カードローンとの差額は1か月あたり765円で1年間に換算すると約1万円です。

カードローンは繰り返し利用する商品ですので、借入金利が低いカードローンを選ぶとトータルコストを抑えられますが、比例して審査は厳しくなります。

保証会社による審査が行われる

銀行カードローンの多くは、利用者の連帯保証として保証会社がついています。

セブン銀行カードローンも大手消費者金融のアコムが保証会社として利用されており、セブン銀行の審査と共にアコムの審査も行われます。

保証会社がついている銀行カードローンは、銀行審査より保証会社審査の結果で審査の可否が判断される傾向があります。

なぜなら、万が一貸し倒れが発生した時には、保証会社が銀行に対して全額肩代わりするためです。

銀行はほとんどリスクなくお金を貸せるため、保証会社ありきで融資されることも少なくありません。

総量規制は適用されない

総量規制とは、消費者金融や信販会社などの「貸金業者」に対して「利用者の借入総額を年収の3分の1以下に抑えなければならない」とした規制で、貸金業法で定められています。

年収300万円の人は、他社借り入れを含め総額100万円までの借り入れしかできません。

この借入上限額は実際に借り入れしている金額ではなく、借入限度額(契約額)の総額です。

なお、銀行は銀行法により営業しているため、貸金業法の総量規制の対象にはなりません。

セブン銀行カードローンは年収300万円の人が100万円以上借り入れすることも理論上は可能です。

セブン銀行カードローンの申込条件と貸付条件

セブン銀行カードローンを申し込みするためには、以下の申込条件を全て満たしている必要があります。

  • セブン銀行口座を持っている人
  • 契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満の人
  • 一定の審査基準を満たし、アコムの保証を受けられる人
  • 永住権のある外国人

セブン銀行カードローンの貸付条件は以下の通りです。

金利年12.0%~年15.0%
限度額10万円、30万円、50万円、70万円、100万円、150万円、200万円、250万円、300万円のいずれか
担保不要
保証人不要

セブン銀行カードローンの審査に落ちる人とは?

セブン銀行カードローンは、Webで申し込みから契約まで完結するため人柄やお金が必要になった経緯などの情報は考慮されず、客観的な信用情報と借入総額に対する収入などの属性情報で審査されます。

特に以下の6つに該当する人は、セブン銀行カードローンの審査に落ちる可能性が高いです。

  • 信用情報に延滞履歴がある
  • アコムとの取引に延滞履歴がある
  • 年収に対して借り入れが多い
  • 同時に他社カードローンに申し込みしている
  • 収入が不安定
  • 申し込み不備が多い

信用情報に延滞履歴がある

個人信用情報機関には、信用情報と呼ばれる過去から現在に至るまでの借り入れの履歴が記録されています。

信用情報機関に登録している金融機関は、借り入れ審査時に個人信用情報機関に信用情報の照会するため、延滞などの履歴があれば審査は不利になります。

個人信用情報機関は、主に消費者金融が加盟するJICC、信販会社が加盟するCIC、銀行が加盟するKSCがあります。

情報機関金融機関
CIC信販会社系
JICC消費者金融系
KSC銀行系

掲載している信用情報は個人信用情報機関によって異なり、また記録できる期間も以下のように異なります。

記録事項CICJICCKSC
申し込み記録※1照会日より6か月間照会日より6か月間照会日より6か月間
借入記録※2契約終了後5年以内契約終了後5年以内契約終了後5年以内
利用記録※3利用日より6か月間照会日より6か月間照会日より6か月間

※1 クレジットやローンの申し込みに際し金融機関が照会した記録
※2 契約の内容や支払状況を表す記録(入金履歴、入金額、債務整理の有無など)
※3 クレジットやローンの利用途上で支払状況の確認で金融機関が照会した事実

セブン銀行はKSCにのみ加入しているため、CICとJICCの信用情報を照会できません。

しかし、3つの信用情報機関はお互いにCRINというシステムを用いて情報を共有しており、CICにのみ延滞情報が記録されていたとしても、セブン銀行カードローンの審査に落ちる可能性は高くなります。

アコムとの取引に延滞などの記録がある

個人信用情報は、完済後5年程度で履歴が削除されますが、金融機関が独自に保有している情報は社内に半永久的に保存され続けます。

過去に、アコムが保証した銀行カードローンや、アコムのキャッシングで過去に延滞や債務整理したことがある人は、現在の信用情報に関係なく、セブン銀行カードローンの審査に通らない可能性があります。

年収に対して借り入れが多い

銀行カードローンに総量規制はありませんが、銀行が独自に年収に対する借入金額に上限を設けることがあります。

金融庁が令和元年に行った調査「銀行カードローンのフォローアップ調査結果について」では、85%の銀行が年収に対する借入上限額を設けていることが分かりました。

貸金業者を含む借入総額割合
年収の3分の1まで83行
年収の2分の1まで14行
年収と同額を上限5行
貸付上限の設定なし18行

現在の借入状況から、新たに借入額を増やすと返済に余裕がなくなると判断されると審査に落ちます。

同時に他社カードローンに申し込みしている

申し込み履歴は、申し込み時点で個人信用情報に記録されます。

審査時に、短期間で複数社に申し込みした履歴があると「資金力がなくお金に困っている人」「返済能力がない人」として判断され審査に通りません。

実際2社程度同時に申し込みしても審査に大きく影響しませんが、3社以上の申し込み履歴が短期間にあると審査通過は困難です。

申し込み履歴は登録日から6か月間消えないため、審査落ちが不安な人は半年待ってから申し込みしましょう。

収入が不安定

セブン銀行カードローンは「安定した収入」を申し込み条件とはしていませんが、収入が不安定な人はカードローン審査に通りにくいです。

安定した収入とは、年収が高いことではなく毎月まとまったお金が手に入ることをいいます。

アルバイトやパートタイム勤務でも毎月一定額の収入があれば問題ありません。

収入が不安定だと判断されるのは、雇用契約が解除もしくは勤務日数や勤務時間などのシフトを調整されやすい派遣のアルバイトなどの人です。

収入が不安定と判断されやすい職業
  • 日雇いのアルバイト
  • 季節限定のアルバイト
  • 派遣のアルバイト
  • 派遣社員

カードローンを利用すると、毎月一定額の支払いが完済まで続きます。

例えば、セブン銀行カードローンで30万円を借り入れすると、最低返済額は月6,000円です。

仮に15.0%の金利で月6,000円ずつ返済すると、79回(6年7か月)支払わなければ完済できません。

確実に返済できるかどうか、つまり安定して収入を得ているかどうかは審査通過の基準となります。

申し込み書類の不備が多い

信用情報や収入に問題がなかったとしても、申し込み内容に不備が多ければ審査落ちします。

例えば、スマホで申し込みする際に誤って隣の文字を打ってしまって、気が付かずに申し込み完了してしまうと審査落ちの可能性が高まります。

よくある申込時の不備一覧
  • 年収の打ち間違え(300万円を30万円と誤入力)
  • 電話番号やメールアドレスを誤入力
  • 勤務先情報の打ち間違え
  • 必要書類が最新ではない、または不鮮明
  • 本人確認書類と入力した住所や氏名が違う
  • 会社員は税引前の年収で申告していない
  • 個人事業主は経費控除後の所得で申告していない

特に、ネット銀行であるセブン銀行カードローンは、審査結果がメールで送付されるため、メールアドレスが誤入力されていると審査に落ちます。

また、申告した住所や氏名と提出した免許証やパスポートなどが相違していても、本人確認ができず審査に落ちます。

引っ越したばかりの人は住所変更しているか、結婚または離婚で苗字が変わっている人は氏名変更しているか、本人確認書類を一度確認しておきましょう。

セブン銀行カードローンは原則電話の在籍確認なし

セブン銀行は原則、審査中に勤務先へ在籍確認の連絡をすることはないと明言しています。

審査において、原則としてご登録の電話番号および勤務先へご連絡することはありません。

参照:セブン銀行 よくあるご質問

在籍確認とは、申込時に申告した勤務先に実際に勤務しているのか確認するために行われるものです。

原則電話による在籍確認はありませんが、セブン銀行が必要と判断した場合には勤務先や携帯電話に確認の電話連絡をすることがあります。

年収や勤務先に虚偽の疑いがあったり、キャッシュカード作成時に登録した氏名や住所と申し込み内容が相違していたりすると、本人確認をかねて職場への電話連絡が行われる可能性があります。

年収や勤務先に虚偽の疑いがあると電話がかかってくる

セブン銀行や保証提携先のアコムには膨大な顧客情報が保管されているため、同じ勤務先の人が利用している可能性は十分にあります。

例えば、Aさんが年収300万円でセブン銀行カードローンに申し込んでいるのに、同じ会社に勤務しているBさんが年収800万円で申告すると、本当の年収かどうか疑われる場合も。

また、年齢や勤務形態から平均的な年収を算出し、申込者の年収と比較しています。

既に他社借入によって信用情報に登録がある人は、登録されている勤務先と申告された勤務先が異なっていたり年収が大幅に増えたりしていると、申込者の勤務先に電話して在籍を確認することがあります。

在籍確認で聞かれることは名前や生年月日だけ

在籍確認はセブン銀行担当者の個人名で勤務先に電話がかかってきます。

在籍確認では、勤務先に在籍していることが確認できれば完了するため、仮に本人が出なくても問題ありません。折り返しも不要です。

電話の内容は本人が出た時と、会社の同僚が出た時で対応が変わります。

会社の同僚が電話に出てしまっても、セブン銀行が同僚に対し在籍確認の電話であることは明かされません。

発信先電話番号は非通知もしくは担当者の携帯電話から行われるため、セブン銀行からの連絡であることはバレません。

在籍確認の電話が怪しまれない上手な言い訳

電話がかかってくることがほとんどない職場であれば、同僚に在籍確認の電話が疑われることがあります。

バレにくい言い訳は以下のとおりです。

  • 知り合いの銀行員からクレジットカードのお願いをされて加入した
  • 銀行で生命保険に入った
  • ネット銀行で口座開設した
  • 銀行員と名刺交換したから個人的にセールスの電話がきた

特にクレジットカードや銀行口座の開設では本人確認をかねて在籍確認の電話が入るため、カードローン利用を疑われる可能性は少ないでしょう。

先に在籍確認の電話がかかってくることを同僚に話しておけば、借り入れが疑われる可能性は更に低くなります。

セブン銀行カードローンの申し込み方法と借り方

セブン銀行カードローンを利用するためには、セブン銀行の普通預金口座を持っていることが条件となるため、セブン銀行の口座が既にあるかどうかで申し込みの流れが変わります。

既に口座がある時は、スマホアプリのMyセブン銀行、もしくはダイレクトバンキングサービスからローンの申し込みが可能です。

いずれの方法を選択しても、最短翌日から3営業日後までに審査結果がメールで届き、契約完了後すぐに借り入れできます。

セブン銀行の口座がない人は、まず口座の開設手続きが必要になります。口座開設もスマホアプリのMyセブン銀行、もしくはダイレクトバンキングサービスからおこなえます。

セブン銀行の口座開設およびカードローンの申し込みは原則24時間365日受付していますが、実際に手続きが行われるのはセブン銀行の営業時間内です。

営業日月曜日~金曜日(祝日を除く)
営業時間9時~19時

セブン銀行アプリなら口座開設は最短10分で完了する

運転免許証またはマイナンバーカードを持っている人は、セブン銀行アプリで口座開設可能です。

本人確認書類の提出、顔画像撮影による本人確認もアプリで完結でき、内容に不備がなければ最短10分で口座開設が完了します。

運転免許証またはマイナンバーカードを持っていない人は郵送での口座開設が必要となり、申し込み書類は取り寄せになるため、口座開設まで最短でも2週間以上を要します。

必要書類は運転免許証またはマイナンバーカードのみ

セブン銀行カードローンは、免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類のみで申し込みできます。

年収確認書類を提出する必要はありませんが、年収の申告は必要なため正確な申し込みできるように事前に確認しておきましょう。

セブン銀行カードローンで本人確認書類として利用できる書類は以下の通りです。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • マイナンバーカード
  • 健康保険証

健康保険証の場合は、機微情報である「記号」「番号」「保険者番号」「二次元コード(記載ある時)」を付箋などで隠して見えないように撮影しなければいけません。また住所が記載されている裏面のアップロードも必要です。

マイナンバーカードは裏面に個人番号が記載されているため裏面の提出は不要です。

カードなしでも24時間借り入れできる

セブン銀行スマホアプリを利用すると、スマホのみで普通預金へのATM入出金ができるスマホATM取り引きの他、カードローンでお金を借りることも可能です。

契約手続きが完了していれば、キャッシュカードが届く前でもアプリで借り入れできます。

スマホATM取り引きは原則24時間365日借り入れ可能で手数料は無料です。

スマホATM取り引きの他に、スマホダイレクトバンキングサービスを利用した借り入れも可能です。

ダイレクトバンキングサービスは普通預金への振込融資ですので、公共料金やクレジットカードの引き落としに対応するために借り入れしたい人は、ダイレクトバンキングサービスが便利でしょう。

ダイレクトバンキングサービスを利用するにはMyセブン銀行アプリの承認が必要です。

セブン銀行カードローンは原則郵送物なしで利用できる

セブン銀行にはローンカードがなく、セブン銀行キャッシュカードにローン機能が付帯しています。

既に口座がある人は、持っているキャッシュカードにローン機能が付与されるため、新たにローンカードが届くことはありません。

契約書や利用明細などの郵送物も原則届くことはないため、家族に借り入れがバレる心配は少ないでしょう。

新たに口座開設した人はキャッシュカードが自宅に郵送されますが、ローンカードではないためキャッシングは疑われにくいといえます。

専業主婦も50万まで借り入れできる

セブン銀行カードローンは、収入がない専業主婦でも配偶者に安定した収入があれば申し込みできます。

専業主婦に収入はありませんが、審査は本人の信用情報や属性でのみおこなわれます。

配偶者の同意や収入証明書の提出は不要ですが、安定した世帯年収があることが前提です。世帯年収をもとに審査されるため配偶者の信用情報も影響します。

セブン銀行カードローンの初回限度額は50万円!後から増額も可能

セブン銀行カードローンは年収確認書類不要で申し込みできますが、初回限度額は必ず50万円以下に設定されます。

無理な借り入れが抑えられるため、初めて借り入れする人はセブン銀行カードローンのような少額融資から初めてみるのが良いでしょう。

借り入れと返済に慣れてきたら、必要に応じて増額融資を申し込みましょう。セブン銀行カードローンは最大限度額300万円まで増額できます。

増額審査は厳しい?初回審査よりもハードルは高い

増額審査は初回審査と比較して厳しめに見られる傾向があります。

なぜなら、限度額が増額されると利用金額も増え、借り過ぎにより返済が滞る可能性が高まるからです。

増額審査に通らない人は以下のような特徴があります。

  • 初回借り入れから6か月未満など利用実績が足りない
  • 返済履歴に短期延滞などの問題がある
  • 年収に対する借入額が多い
  • 他社で延滞するなど信用情報が悪化している

セブン銀行カードローンは、初回借り入れから6か月程度の「借り入れ」と「返済」の利用実績が増額審査の申し込み条件です。

契約から半年経ったとしても利用実績がないと審査落ちしてしまいます。

また、利用実績があっても短期延滞を繰り返すなど利用状況に問題があると増額審査の通過は厳しいでしょう。

他社借り入れが増えたりセブン銀行カードローンの増額によって年収に対する借入額が多くなったりする場合も審査落ちの対象となります。

もちろん他社カードローンを延滞中など、信用情報が悪化していても審査には通りません。

増額審査の申し込み方法と必要書類

セブン銀行カードローンの増額は、ダイレクトバンキングサービスでのみ申し込めます。

申し込み条件である初回借り入れから6か月以上経過すると、ダイレクトバンキングサービスの「カードローン」上部に増額審査申し込みボタンが表示されます。

増額できる利用限度額は、現在の利用限度額がいくらかによって変わります。

現在の限度額増額できる金額
10万円・30万円50万円まで
50万円以上100万円~300万円まで

増額審査の結果は最短即日にメールで通知されます。

増額審査で年収確認書類の提出する時はマイナンバーカードを用いてセブン銀行ATMで手続します。

セブン銀行カードローンの返済額は月々2000円から

セブン銀行カードローンは、借入金額が10万円以下の場合、毎月の返済額は2,000円です。

借入上限額の300万円でも毎月の返済は35,000円です。

とはいえ、返済額が少ないと利息の支払いが増えて完済までの期間は長くなるため、お金に余裕がある時は随時返済することが完済を早めるコツといえます。

返済方法と返済日は決まっている

セブン銀行カードローンは月々の決まった返済と、任意に返済できる随時返済の2つの方法があります。

月々の返済は毎月27日(土・日・祝日の場合は翌営業日)、返済方法はセブン銀行普通預金口座からの自動振替でのみ行われます。

任意返済は以下の3つの方法で利用できます。

  • セブン銀行ATMから現金を入金
  • セブン銀行ATMで口座から振替
  • 普通預金からの振替ダイレクトバンキング

任意返済は元金の返済に充てられます。

支払利息は、元金をどのくらいの期間借り入れしたかによって計算されるため、余裕がある際に返済していくことで支払利息を抑えられます。

ただし、任意返済を行っても毎月の約定返済に代わるわけではありません。

任意返済しても利用残高がある時は、27日に月々の返済がおこなわれます。

毎月の返済額は利用限度額によって異なる

セブン銀行カードローンの月々の返済額は、前月の約定返済日の利用残高に応じて金額が変化します。

前月返済日の利用残高月々の返済額
10万円以下2,000円
10万円超20万円以下4,000円
20万円超40万円以下6,000円
40万円超60万円以下8,000円
60万円超80万円以下10,000円
80万円超100万円以下15,000円
100万円超150万円以下20,000円
150万円超200万円以下25,000円
200万円超35,000円

遅延損害金なしでも延滞は避けよう

延滞損害金とは、契約で決められた期日までに返済が行われなかった時、金融機関が利用者に対して請求できる損害賠償です。

セブン銀行カードローンは延滞損害金が発生しませんが、延滞する人に対しては今後の取り引きを解消するなど、強制解約される可能性が高いともいえます。

万が一支払いを延滞してしまった人は、セブン銀行の普通預金口座に返済額をすぐ入金しましょう。入金額が返済額を超えた時点で自動的に引き落としされます。

セブン銀行ATMから直接返済をおこなうと任意返済の扱いとなり延滞解消とはなりません。

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